出来るだけ配線をシンプルにしたいので、【プランC】を基本に進めることにしました。
購入する必要があるものは、コンセントと光ファイバーケーブルを刺すSCコネクタが一体になった『光アウトレットカバー』と両端にSCコネクタになっている延長用の『光ファイバーケーブル15m』です。
光ファイバーケーブルは露出ではなく、配線隠し用のモールに収納して配線することにしました。
襖のフチに添わすように光ファイバーケーブルを当ててみたのですが、思いの外、光ファイバーケーブルって曲がらないんですよね。
正しくは曲がるんですが、襖のフチに添わすように曲げようとすると、パキッと折れてしまいそうです。
光回線工事の際、ONUをコンセントから離れた位置に移動できるように15mぐらいのケーブルを設置していただいたのですが、この選択が失敗の始まりでした。
当初、余分なケーブルはコンセントの奥に押し込もうと考えていたのですが、負荷がかかって折れるんじゃないかと不安がよぎり断念。
それならばと、ケーブルを丸めてまとめようと思ったのですが、ケーブル自体が元の直線状に戻ろうとする力が強いので、うまくまとまりません。
製造メーカーによると、光ファイバーケーブルの許容曲げ範囲は半径30mmらしいのですが、長いケーブルをまとめるには半径8・9cmでも結構大変でした。
ケーブルをまとめるのに使ったのが、無印良品の『ミシン目入り結束テープ』です。
好きな長さに千切って使えるので、これはかなり便利ですね。
取り回しの悪い光ファイバーケーブルを配線していくよりも、扱いやすいLANケーブルを延長する方が楽そうなので、【プランA】に切り換える事にしました。
LANケーブルは、サンワサプライのLA-FL6-10W[カテゴリ6フラットタイプ10m]を使用しました。
配線の方法が決まってしまえば、作業はそれほど難しくありませんでした。
コンセントの上側にONUの設置台として、無印良品の『壁に付けられる家具棚・オーク材突板30cm』を使用しました。取り付けも簡単で、見栄えも良く気に入っています。
壁に配線モールを取り付ける際、両面テープを壁に直接貼ってしまうと、万が一モールをはがす場合に壁紙が破れてしまう可能性があるので、先にマスキングテープを貼ってから、その上に両面テープを貼り配線モールを固定します。
配線モールはELPAの1号サイズ2mを2本、ハンディ・クラウンのマスキングテープS[24mm✕18m]と両面テープは安心のスリーエムのKRE12を使用しました。
ちなみに配線モールはのサイズは1号で、電源コード・光ファイバーケーブル・LANケーブルを収納します。
まずはコンセント~ONU間の配線モールを設置したのですが、ここで問題が発生。
マスキングテープを貼ることで壁紙保護の役割を図ったのですが、配線モールの重みですぐに壁からはがれてしまいました。おそらく縦方向に長い配線モールを支えるには、マスキングテープの粘着力では負担が大きかったのだと思います。配線モールは細いクギを打ち込んで固定することにしました。
クギ打ちは最小限にとどめたかったので、ふすまの周りへモール配線は断念して、【プランA+】として床面に配線することにしました。
薄型の柔らかい木目調の床用モールを使えば、フローリングに床置きでも目立ちにくいのではないかと、ジェフコムの『くるくるソフトモール2m』を使用することにしました。
結果的に、ふすまの周り配線するよりも4m近くのケーブル配線を省略できました。
実際の配線状況がこちらです。
試行錯誤した甲斐もあり、きれいにまとまりました。
あとはNASの設定ですね。
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