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NAS設置の最大のハードルはケーブル配線

息子が生まれてから、写真を撮る機会が増えました。

スマホで撮影したデータをGoogleフォトに同期する設定をしていたのですが、約1年ほどでGoogleの「15GB保存容量」問題が勃発しました。

データの断捨離や有料プランの移行なども検討したのですが、おそらく今後も増え続ける写真データの保存先として、ネットワーク接続ハードディスク(NAS)を導入することにしました。

と、ここまでは良かったのですが、宅内への光ファイバーケーブルの引込位置が悪く、リビングの入口ドアのすぐ近くにあります。

さすがにドアの入口に設置台を置くわけにもいかず、光回線の終端装置(ONU)の置き場にも困っていました。

ONUもさることながら、いたずら盛りの息子の手の届くところにHDDを直置きするのはリスクが高すぎるので、宅内配線自体を見直すことにしました。

目次

現在のONU設置状況

リビングドアの上に『ONU』と『分離型光コンセント』を宙づりにしています。

電源コードと光ファイバーケーブルがむき出しになっているのが気になるのか、息子がグイグイとケーブルを引っ張るので、ケーブルを固定している押しピンが外れてしまうことがありました。

『NAS』は重量が2.5kgぐらいあるので、万一のことを考えると『ONU』のように宙づりは出来ません。

息子の手が届かない安全な場所に『NAS』を移動するため、ケーブルの配線方法を考えることにしました。

NASを設置する3つのプラン

息子の手が届かないところに『NAS』を設置するにあたり、次の3つのプランを考えました。

【プランA】LANケーブルを延長する作戦

『ONU』からLANケーブルを延長して『NAS』を設置する。

これが一番簡単な方法です。

『ONU』と『分離型光コンセント』を引込コンセントの上に移動して、宅内の光ファイバーケーブルを最小限にします。

そこからLANケーブルを引っ張り、『NAS』を息子の手が届かない安全な場所に避難します。

デメリットは、無駄な配線が多くスッキリしないこと、安全な場所に移動するために15mのLANを引っ張る必要があり、通信速度が低下する可能性があります。

【プランB】光ファイバーケーブルを延長する作戦

光ファイバーケーブルを延長して、終端装置(ONU)を移動する。

できればこれが最低限したいレベルの移設です。

光ファイバーケーブルを安全な場所まで引っ張り、そこから『分離型光コンセント』→『ONU』→『NAS』の順に配線します。

デメリットはほとんどないですが、『一体型光コンセント』であれば直接『ONU』に配線できるので、『分離型』を経由する分のケーブルが省略できます。

【プランC】一体型光コンセントに取替する作戦

『分離型光コンセント』を『一体型光コンセント』に取り換え、光ファイバーケーブルを延長、終端装置(ONU)を移動する。

これが今回の理想形ですね。

無駄な配線がまったくないので、今考えられる一番スッキリとした形です。

デメリットは、コンセントのカバーを取り外して『光アウトレット』というカバーに取り換える必要があることです。

調べてみた限りでは、カバーを交換するだけであれば電気工事士の資格はいらないようです。ただなんとなく、コンセント周りを触るのって怖いですよね。

次回は、実際おこなった設置プランを紹介します。

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