Googleの「15GB保存容量」問題に対応すべく、NASを導入することにしました。
自動でバックアップを複製してくれるミラーリングが可能なモデルに絞って比較します。
保存容量は2TB~16TBまで6種類あるのですが、そもそもは15GBの上限が発端なのでミニマム構成の2TB(実質1TB)でも必要十分だと判断しました。
候補はBUFFALOのLinkStationから次の3型です。
NASの候補3型
LinkStation 2.5GbE搭載 高速モデル
まずは高速モデルのLS720DシリーズからLS720D0202で、メーカー希望小売価格は39,050円です。
このモデルの特徴は、なんと言っても「2.5GbE搭載」という機能でしょう。
公式ページによると、RAID1(ミラーリング)使用の場合で「読み込み:260.7MB/s」「書き込み:180.9MB/s」になっています。
6つの独立して動作するプロセッサコアを搭載した高速ヘキサコアモデルで、複数端末からの同時アクセスにもへっちゃらのようです。
転送速度や処理が速いに越したことはないのですが、スマホからの写真・動画データの同期という比較的軽めの利用方法では、ややオーバースペック気味かなとも思います。
LinkStation ネットワークHDD 2ドライブモデル デュアルコアCPU搭載
同じく高速モデルのLS520DGシリーズからLS520D0202Gで、メーカー希望小売価格は35,420円です。
公式ページによると、RAID1(ミラーリング)使用の場合で「読み込み:111.8MB/s」「書き込み:104.6MB/s」になっています。
高速デュアルコア搭載で、複数の処理を分担して処理できると記載があります。
LinkStation RAID機能対応 ネットワーク対応HDD
最後はスタンダードモデルのLS220DGシリーズからLS220D0202Gで、メーカー希望小売価格は31,680円です。
こちらはシングルコアモデルです。
転送速度・処理速度ともにまったく記載がないので、スペックはよくわかりません。
ちょっと心配になりますね。
ネットの口コミを調べてみたのですが、特に「遅い」という評判はなかったので、問題はないのでしょうか。
おそらくスマホのバックアップをする分には、必要十分なレベルなのかなと思います。
まとめ
すべてのモデルで、ドライブが故障した際に、自分で新しいハードディスクと交換することが可能なようです。
これはうれしいですよね。HDDからSSDに換装したという猛者もいました。
もちろん、外出先からもアクセス可能な「WebAccess」も全モデル搭載です。
実売価格で比較すると、ヘキサコアモデル(LS720D0202)が25,000円~26000円、デュアルコアモデル(LS520D0202G)、23,000円~24,000円、シングルコアモデル(LS220D0202G)が18,000円ぐらいですね。
価格的には「 シングルコアモデル >>> > デュアルコアモデル > ヘキサコアモデル 」の差があります。
デュアルコアモデルは一番中途半端な印象です。
上位機種のヘキサコアモデルと比較すると、読み込みが4割・書き込み6割に抑えられて、CPUも3分の1にもかかわらず、価格的には2,000円程度の差。
で、最安のシングルコアモデルとは5,000円~6,000円の開きがあるので、実質はヘキサコアモデルかシングルコアモデルのどちらかの選択になろうかと思います。
まず導入を最優先するなら、安価なシングルコアモデル(LS220D0202G)が現実的でかなと思います。
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